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犬の避妊手術について。やるべき?いつやる?

こんにちは。
我が家のちび犬さくら(♀1.8キロ)は、半年にならない時に避妊手術をしました。

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手術してからだいぶ経ったときの写真。
当時の写真を残しておけばよかったです。

2ヶ月でお迎えして、最初に獣医さんに行った頃避妊手術について聞いたら、
「まだ考えなくていいですよ!」と強い口調で言われたので「この先生は避妊しない派なのかな?」と思ったのですが、違いました。

犬はまだ2ヶ月で飼い主になったばかり、何事も段階があるんですね。

ワクチンを打ったりお散歩デビューしたり、色々なことを重ねながら4ヶ月になった頃に、獣医さんから「避妊手術について」説明されるようになりました。

【避妊手術はどんな手術?】
■避妊手術について
雌犬の子宮と卵巣、または卵巣のみを取り除く手術です(ほとんどの場合、両方とってしまうそうです)。触診や血液検査、問診をして問題なさそうであれば行います。

■費用と期間について
費用は小型犬か大型犬か、また病院によって異なりますが、だいたい6万円〜9万円が相場であるようです。
ちなみにさくらの場合は乳歯の抜歯、臍ヘルニアを塞ぐ手術も兼ねて8万円位でした。
期間は手術した日に1泊入院で安定していれば翌日退院、ということが多いようです(うちもそうでした)。

■時期について
初めての生理を迎える前が疾病の予防を考えると一番いいので、さくらは半年にならない頃に手術しました。
初めての生理は小型犬が最も早く半年くらいに、大きくなるに従い遅くなり10ヶ月位からくる子もいるそうです。
でも生理がきたからといって効果がないわけではないので、獣医さんに相談して下さい。シニア犬でない限りはデメリットよりメリットの方が高いと思います。

【避妊手術はしたほうがいいの?】
賛否ありますが、私はした方がいい派です。なぜかというと以下が理由です。

■妊娠のリスクがなくなる
外で飼っているわけではないのですが、それでも万が一ということがあります。

■婦人科系の病気のリスクが低減する
子宮と卵巣を取り除くので、犬に多い子宮蓄膿症などの疾病はなくなります
またお乳が発達しませんので、乳腺症等のリスクも激減します。

■生理のストレスがなくなる
雌犬は生理が来ると、自然に子どもを産んで育てる気がまんまんになります
そのため偽妊娠といって、妊娠したような状態になったり家の一部に巣づくりをして人間を寄せ付けなかったり人形を仔犬に見立てて守ったりと、色々なストレスが発生します。
これは子孫を残すという生命の強い力であり生物としては当然のことです。
でも、犬は自由に交尾ができません。犬に生理が来るたび好きに交尾させて出産しても、貰い手がない子が増えるばかりで、犬は必ず人間の管理のもとに繁殖しています。
その時点で犬は決して野生の、自然な状態にある生き物ではないということです。
人間のきちんとした管理下で行きて行ける生き物だからこそ、人間が適切にケアする、そう考えると繁殖犬以外は避妊、去勢が必要だなって思います。

【でもリスクはあります】
じゃあノーリスクなのかというと、そうではないです。

全身麻酔のリスク
さくらが避妊手術を受ける時に最初に言われたのがこのリスクでした。

数万匹に一匹程度の確率で、全身麻酔によるショック死が起きる。

死、と聞いてショックだったのですが、これは犬だけでなく、人間も同様なことなので、必ず受け入れなければならないことであるようです。

■手術失敗のリスク
上記に比べると遥かに少ないですが、獣医さんのスキルによっては稀に起きてしまう不幸な事故です。術中の事故、死亡例もごく少数ですが存在します。
それからこれも本当に稀ですが、卵巣が完全に取れなかったという話も聞いたことがあります。こうなると、生理と同じ状態が起きてしまうんです。困りますよね。
手術をする際は近隣の評判をよく聞き、腕のいい獣医さんにお任せしましょう。

いよいよさくらの避妊手術は次の記事↓です。


犬の避妊手術について。【手術の前と後、準備など】 - 犬大好き!犬と生活するブログ。


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